2010年6月3日木曜日

“CA” Chapter VIの覚え書き

 
William Lilly “Christian Astrology”
―An Introduction to Astrology―
 
Chapter6(の覚え書き)
 
Of the twelve Houses of Heaven, and some Names or Termes of Astrology.
 
 
 
p48
 
Quadrant 象限。x軸とy軸によって区切られた4つのエリア
describe 描く、描写する、特徴を説明する
 

第1象限は10、11、12室を含むエリア。Orientall(東)、Vernall(春)、Masculine(男性)、Sanguine(多血質の、活発な)、Infam(infancy? 幼年期)とされる。
 
第2象限は7、8、9室を含むエリア。Meridian(南)、Estivall(夏)、Feminine(女性)、Youthfull(青年期)、Cholerick(胆汁質の、おこりっぽい)とされる。
 
第3象限は4、5、6室を含むエリア。Occidentall(西)、Autumnall(秋)、Masculine、Melanchollique(憂鬱質の)、Manhood(成年期)、Cold、Dryとされる。
 
第4象限は1、2、3室を含むエリア。Northern(北)、Feminine、Old age(老年期)、Winter、Phlegmatique(粘着質の、不精な)
 
1、10、7、4は Angles
11、2、8、5は Succedants
3、12、9、6は Cadents
 
efficacy 効力
 
in force and vertue they stand so in order:1 10 7 4 11 5 9 3 2 8 6 12
 
whereof =thereof
dignify 天体を品位づける
somewhat いくぶんか
Significator 表示者、表示体、表示星。一般的には、辞書にはない活用
forcibly 力強く、強力に
 
 
 
p49
 
Querent 質問者。カレント、クェーレント
 
quesited Astrology Encyclopediaによれば「ホラリーにおいて、質問のテーマとなる物事や人を表すのに用いられる」とあり、すなわち指輪探しのホラリーなら指輪がquesitedである。他方、カレントの問いそのものを指すとする説もある(Astrologer.jpなど)。
 
quesitedの語源はおそらく、ラテン語 quaerere(探す、求める)の過去分詞 quistitus あたりではないか。
似た英単語に requisite なるものがあり、quesitedもこれと同様の派生を遂げたと予想するのは不自然ではないだろう。
 
ensuing 後の、次の、続いて起こった
destruction 破滅、破壊
disturbance 障害、妨害;騒動、動乱
 
Almuten, of any house is that Planet who hath most dignities in the Sign ascending or descending upon the Cusp of any house, whereon, or from whence, you require your judgement.
 
室のAlmutenとは、上昇または下降するサイン内にカスプを持つ室によって、最も強い品位を与えられた天体のことである。
 
whereon そこで、それから、そのとき
from whence そこから
 
Almuten of a Figure, is that Planet who in Essentiall and Accidentall dignities, is most powerfull in the whole Scheam of Heaven.
 
ホロスコープのAlmutenとは、エッセンシャルとアクシデンタルの品位を得ている天体で、ホロスコープの中で最も力が強い。
 
The Dragons Head we sometimes call Anabibazon.
The Dragons Taile Catabibazon.
Anabibazon 隆盛、上昇
Catabibazon 衰退、下降
 
recede 引っ込む、沈む、逸脱する
Declination 赤緯
decline 傾く
thence それゆえ、そのことから
 
 
 

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