2010年5月16日日曜日

“Christian Astrology” の覚え書きを書くにあたり

  
William Lilly 著 “Christian Astrology” の要点を、個人的な覚え書きとしてまとめていこうと思う。
 
本は一度読むと、だいたいその用途はリファレンス的なものにおちつく。
辞書のように、調べ物をしたいときにそのつど開く感じだ。
 
しかし、英語だと、書いてある場所を探すのも一苦労である。
 

ましてや “CA” は文語調の言い回しや古語が多く、ただでさえ英語に触れる機会の少ない日本人にはちょっとハードルが高い。
(といっても、じつはこれでも読みやすいほうなのだという記述をネット上でみかけたこともある。)
 
 
そんなわけで、
覚え書きを残しておいたら後でラクだなぁと考えたので、ちまちまとまとめていこうと思う。
 
 
調べないとわからなかった英単語もずらずら載せる。個人基準で載せているので、
基本的な単語があってもあきれないでいただきたい。
 
でも、基本的な単語こそ、意味の幅が想定より広く、
調べなおさないと到底わからなかったりするんだけどね…。
 
 
 
使用する版は1659年のもので、「Printed by John Macock, 1659」とあるものだ。
 
1659年のものは第2版らしく、ネット上にあるように
「The second edition corrected, and amended, By William Lilly.」
ということらしい。
 
リタイプをしたものではなく、原書をスキャンしたものなので、古語は古語のまま。
なので、古語についてもちらほら触れていく。

(ちなみに John Macock は当時では大手の出版社と組んでよく仕事をしていた印刷業者のようで、
ミルトンの詩集などをてがけてもいる。)
(Lilly もJMの仕事ぶりを気に入ってか、その後もエフェメリスの印刷を彼に頼んでいる。
JMの手元には天体やサインのシンボルの活字がすでにあったしで、
仕事がしやすかったこともあるかもしれない。)
 
 
イギリスの占星術師デボラ・ホールディング氏のサイト「SKYSCRIPT.co.uk」では、
リタイプされた本書のPDFをアップしていて、そこには濃厚な注釈もついている。

そこまで目を通すに至っていないのが現状だが、
いずれはそれらも加味して考察できればと考えている。
 
 
 

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