2010年5月30日日曜日

“CA” Chapter Vの覚え書き

 
William Lilly “Christian Astrology”
―An Introduction to Astrology―
 
Chapter5(の覚え書き)
 
Of the daily motion of the Planets, and how to reduce their motion to any houre of the day, and to the Meridian of London.
 
 
 
p42
 
occasion 機会、必要、理由;…の誘因となる、…を引き起こす(≒cause)
Scheam =scheme
diurnall =diurnal 毎日の、日々の;昼間の
thereby それによって、それに関して
herewith これとともに、この方法で、これによって
subsequent 続いて起こる、すぐあとの
contrary 逆の、反対の、都合の悪い
 
 
 

2010年5月27日木曜日

“CA” Chapter IVの覚え書き

 
William Lilly “Christian Astrology”
―An Introduction to Astrology―
 
Chapter4(の覚え書き)
 
How to Erect a Figure of Heaven by the Ephemeris and Table of Houses, aforesaid.
 
 
 
p33
 
aforesaid 前述の
 

2010年5月25日火曜日

“CA” Chapter IIIの覚え書き

 
William Lilly “Christian Astrology”
―An Introduction to Astrology―
 
Chapter3(の覚え書き)
 
The right-hand page of the Ephemeris unfolded
 
 
 
p30
 
onely =only
 

2010年5月21日金曜日

“CA” Chapter IIの覚え書き

 
William Lilly “Christian Astrology”
―An Introduction to Astrology―
 
Chapter2(の覚え書き)
 
Of the use of the Ephemeris
 
 
 
p28
 
Meridionall latitude 
Septentrionall latitude
Meridionall =meridional 南の、南方の
Septentrionall =septentrional 北の、北方の
 

2010年5月19日水曜日

“CA” Chapter Iの覚え書き

 
William Lilly “Christian Astrology”
―An Introduction to Astrology―
 
Chapter1(の覚え書き)
 
The number of Planets, Signes, Aspects, with their Severall Names and Characters.
 
 
 
p25
 
viz. ラテン語 videlicet「すなわち」の略
 

2010年5月16日日曜日

“Christian Astrology” の覚え書きを書くにあたり

  
William Lilly 著 “Christian Astrology” の要点を、個人的な覚え書きとしてまとめていこうと思う。
 
本は一度読むと、だいたいその用途はリファレンス的なものにおちつく。
辞書のように、調べ物をしたいときにそのつど開く感じだ。
 
しかし、英語だと、書いてある場所を探すのも一苦労である。
 

2010年5月14日金曜日

単語の前のアスタリスク

 
 
小学館『ランダムハウス英和大辞典』を愛用している。

手持ちの電子辞書に入っており、簡単にじゃんじゃん引けるのがいい。版は第2版だ。



ちなみに実物のRHは、縦27.8cm×横21.6cmつまりほぼA4で、厚さはなんと9.2cm!

パソコン向けプログラムにしろ電子辞書にしろ、電子データ化によってえらく手軽になり、

良い辞書をまめに引くという恩恵にあずかる回数は確実に増えた。

 

 

さてこのRH、何がいいと言って、語源が逐一示されている点が特にすばらしい。

言葉の成り立ちを知ると、意外にも英単語がするりと頭に入ったりするのだ。



高校時代にややこしくて区別がつかなかった「con-」や「in-」で始まる各種単語も、

これが本来は「con+○○○」などという複合語であることを知れば、「con-」以下の部分だけを見て

頭を整理することができたわけだ。





(なおかつ「そもそもconとはなんだ?」というところまで把握できれば、さらに意味がとらえやすくなる)

 

 

語源にふれれば、語の成り立ちを知り、上記のように得るところは大きい。

しかし個人的には、そうした実用的な目的を持って語源をながめることは少なく、

実際はただただ知的好奇心を満たすために調べている。
 
 
そんななかで、ある英単語の語源とされるラテン語の単語の前に、

��(アスタリスク)がついているのを見つけた。

 

dress

[中期英語 dressen ←古期フランス語 dracier 整える ←俗ラテン語 *dīrēctiāre (ラテン語 dīrēctus より)]

 

��Hの凡例を見ると「*の付いた語は推定に基づく語形であることを示す」とあった。

英語版Wikipedia(日本語版にくらべると信頼性はかなり高い)には次のようにある。





   In historical linguistics, an asterisk immediately before a word indicates that the word is not directly attested, but has been reconstructed on the basis of other linguistic material.
(歴史的な言語学の分野では、アスタリスクがとある語のすぐ前[にある場合]、その語は直線的に証明されたものではなく、他の言語要素に基づいて[理論が、推論が]再建されたことを示している。)

 

 

「directly」、直線的に、まっすぐに、というニュアンスは、ふつう語源は、

今の語形から古い語形まで、記録をあたるなどして順当にさかのぼるものだという思いがあるからだろう。

本来なら、今の語形から古い語形までは、ヨーロッパ中をうねりながらも、一本の線でつながっているはずなのだ。



ところが、その方法で語源をさかのぼっていても、どうしても途中で迷子になったとき、

比較言語学の手法を用いて、さらに古い語形や音素を推定し、ミッシングリンクを埋めるのだという。

そうして得られた語形にはアスタリスクがつけられる。それが、「an asterisk immediately before a word」の正体だったのだ。

 

 

ちなみに、素人目に見ても素直なんじゃないかなあと思われる語源遡行の例は以下の通り。



scale(目盛り、規模)

[(名詞)中期英語 ←ラテン語 scālæ はしご、階段;(動詞)中期英語 ←古期フランス語 escaler または中世ラテン語 scālāre ←ラテン語 scāla,scālæ]

 

 

困る(というか、フラストレーションを感じる)のは、以下のような場合。



sing

[中期英語 singen、古期英語 singan;ドイツ語 singen と同語源]



その先が知りたかったら自分でドイツ語の辞書で語源を調べてね、ということか。

「同語源?」と疑問符がついているならわかるのだが、
同語源だと言い切っているからにはその先も表示してくれてもいいのになぁと思う。

ドイツ語の語源にまであたるのは、英語の辞書の編纂業務には含まれないということなのかな?

それとも、ここまでしか追いかけられていない、ということなのかな?

ドイツ語は読めないので、気が向いたら英語の語源辞典でも調べてみよう。もう少し踏み込んだことが書いてあるかもしれない。