2011年6月11日土曜日

“CA” Chapter VIIIの覚え書き(土星その2)

 
William Lilly “Christian Astrology”
―An Introduction to Astrology―

Chapter8(の覚え書き、土星その2)
 
Of the Planet Saturn, and his signification.
 
 
 
p59
 
【ハーブ】
土星がつかさどるハーブは以下のとおり。
 
〔bearsfoot〕=bear's foot 一説にバラ科ハゴロモグサ(ハゴロモソウではない)、lady's mantle(Alchemilla vulgaris)、一説にキンポウゲ科クリスマスローズ属、dungwort 、setterwort 、stinking hellebore(Helleborus foetidus)
 

2011年6月7日火曜日

「ら」

 
まあ、要するに。
日本語の動詞は、基本形である五段活用のものがいちばん多くて。
だから五段活用はいろいろ優遇されていて、
たとえば動詞に「受け身形」や「可能形」なんてバリエーションがあるんですよね。
 
 
五段活用の可能形ってのは、
「行く」なら「行ける」、
「跳ぶ」なら「跳べる」ってふうに、
まんまで可能の意味を含んだ形。
 

2011年4月11日月曜日

WILLCOMのWX341K Pレビュー3

WX341K Pのレビューの続きです。



この機種名で検索して、その結果このブログにおいでになる方がけっこういらっしゃいます。



なんだか続きのアップをさぼっていてはいけない気分になってきました(笑)。



そこで、待受け画面などをアップしてみたいと思います。



 



 



まず、やはり特筆すべきはFlash待受けのかわいさ。



デフォルトで3種類用意されており、ランダムに切り替わります。





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中央に見えるのは縫い針と糸で、画面下部(時計の上)の縫い取りを右から左へと施していく様子がアニメーションになっています。



中央を、たまにサメが横切ります。



 







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その2です。たまに、中央を飛行機が通り抜けていきます。



 



 





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その3です。これも縫い針が見えています。



中央のうさぎは、出たり出なかったりします。



 



 



ファンクション画面です。



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左下の「お気に入り」を押すと、





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このような画面に切り替わります。





ショートカットというか、エイリアスというか、そういったものを貼り付けておけるものです。



一度この画面を選択すると固定されます。



さきほどのファンクション画面に戻したい場合はやはり左下の「基本」を押します。



すると先刻の画面に戻り、以後はそれに固定されます。



 



 



〈続く〉



 



 



 



2011年4月10日日曜日

点はつくの、つかないの?

 
「点がつくのかつかないのか、よく分かんないのよ」
 
最近、漢字検定の問題集に取り組んでいる母が、そうこぼした。
  
字の右肩に点を書く「博、薄、簿」などと、
点を書かない「専」などとで、
点の要不要の区別がつかないというのだ。
 

2011年2月3日木曜日

お題その1:「こむ」の用字

 
mixiのお友達からお題をちょうだいしました。
第1弾は
「レストランがこんでいる」は
「混む」か「込む」か?です。
 
 
持論ですが、
迷ったり、字面がしっくりこなかったりしたら、
やはり仮名書きに限ります。
じっさい、ひらがなのほうがきれいなときだってあるんです。
 
しかし「こむ」のように語幹が短い語では、
漢字表記のほうが読みやすい場合があるのも
また事実ですね。
 
では、それにふさわしい漢字とは。
 

2011年2月2日水曜日

E ALA Ē ~虹の彼方から雷

 
 
「好きな映画は?」という質問に出くわすと、私はたいてい『小説家を見つけたら』と答える。

『小説家を見つけたら』、原題 Finding Forrester は2000年公開のアメリカ映画。
ショーン・コネリーがちょいとクセのある大作家を演じる、味わい深い作品だ。




作品の見所にもふれて大々的にオススメしたいのだけど、それは次の機会にするとして。
今回は、その映画の音楽の話。
 




映画館でじんわり感動にひたるラスト。才能あふれる若き主人公は、大切な人との別れを乗り越えて、未来への決意を
新たにする。そんな余韻に包まれるエンディングで、ウクレレに乗せた男性アーティストの「虹の彼方に」が流れる。
ラストシーンからエンドロールにかけて流れるその歌声は、やさしいのにどこか寂しく、はるか遠くから懐かしく響くようでいて、
彼方へいざなうようで。うわあ、主人公の心情と境遇にすっごくマッチしているなあ~、と舌を巻いたものだ。




そんな感動があったからなのか、その男性アーティストの歌う「虹の彼方に」は強烈な印象を私に残した。

彼の歌うその曲を聴いたのはそれが初めてだったのだけど、それからというもの、「虹の彼方に」Over the Rainbow といえば、
彼の声をまず思い浮かべるようになってしまった。さまざまなアーティストがカバーし、合唱で歌ったことだってあるのに、
ほかのどのバージョンでもなく、彼のあの歌声、スウィングの曲調が、私にとっての代表格になってしまったのだ。




しかしそれだけ影響されていながら、アーティストが誰なのか調べることもせず、気付けば10年が経過していた。


 


しかし先日、ひょんなことから誰の歌声だったのかを知った。

ウクレレに Over the Rainbow とくれば、もうおわかりの方もたくさんいると思う。

そう、いまは亡きハワイの伝説的歌手、Israel "IZ" Kamakawiwo'ole(イズリアル・カマカウィウォオレ)だったのだ。




彼の歌声は「Tengoku kara kaminari(天国から雷)」という曲で、ひところしょっちゅう耳にした。
ハワイ出身の力士たちをリスペクトして「曙、武蔵丸 and 小錦」と歌っている、あれだ。

あの彼の歌だったとは! まさに「青天の霹靂」だった。


 


��Zは残念ながら、1997年に38歳の若さで亡くなっている。

死期を早めた遠因は肥満だというけど、体重が350kgほどあったというから、無理もない。




彼の声には確かに、体の大きな人に特有の少しくぐもった響きがある。

しかしそれが短所にならず、むしろおおらかな、温かい包容力のように感じられるのはなぜだろう。

決して誰のことも突き放さない、ありのままを認めてくれる……そんなふうに聴こえるのだ。
素直な発声、少し空気のまざった柔らかい声。聴く者をやさしく包み癒やす、天性の音色。
彼が亡くなったとき、ハワイでは半旗が掲げられたそうだ。


 


「Somewhere Over the Rainbow」は『Facing Future』というアルバムの中に、
「Tengoku kara kaminari」は『E ALA Ē』というアルバムの中におさめられている。
「E ALA Ē」とは、ズバリ「Thunder from Heaven」の意味。


 


Israel "IZ" Kamakawiwo'ole 「Somewhere Over the Rainbow」

ラストには、オアフ西部のマクアビーチでの彼の散骨式の様子が入っています。

全然悲愴ではなく、まるでお祭りのようです。まさにハワイ式。





 
 
 
 
 
 
 



2011年1月31日月曜日

マシュ・ケ・ナダのカタカナ発音

 
以前のブログに比べ、
ポルトガル語歌詞のスペルを修正し、
カタカナ発音をより「それっぽい化」しています。
(リオ訛りとかそういう感じ)
  
 
さらに、譜割りがわかりやすいように、
小節線代わりのタテ棒を書いてみました。
SERGIO MENDES & BRASIL '66 の楽譜を参考にしています。
休符とかは書いてないので、あくまで目安。
 
揺れて歌っている場合や、
引っ掛けて前に出したり
遅らせて後ろに押し込んだりしている場合は
うまいこと調整してください(笑)。
  

2011年1月26日水曜日

「メジカ≠雌鹿」である理由――四つ仮名のジ・ヂ、ズ・ヅ――

 
私が某新聞社の出版部にいたとき、
表記で本当に悩んだ経験がありました。

秋にとれる鮭の一種「目近」を
カタカナで表記している文を校正するにあたり、
これを「メヂカ」とすべきか
「メジカ」とすべきかで悩んだのです。