2014年7月23日水曜日

2014年の土星逆行は終わった。しかしさそり座からいなくなったわけではない。

 
2014年7月21日早朝、長らく逆行していた土星が順行に戻った。
今年のひな祭りのころに蠍23度にあった土星は
140日かけて蠍16度までジリジリ後退した。

土星はここからギアをドライブに入れ直して
年末には天蠍宮を出、となりの人馬宮に入る。

 
 


 
ある星座に土星が入ったとき、
その星座に他の天体を持つ人に試練がもたらされるといわれる。
土星が天蠍宮に入ったのは2012年10月上旬。
「さそり座」に太陽などがある人にとっては、
ずーーーんと重く、つらい1年9ヵ月あまりだったことと思う。
天蠍宮の中で逆行も2回あった。
逆行は涙を飲むようなことが輪をかけて起こりやすい時期でもある。
 
しかし土星が与える試練は、必ず乗り越えられる試練だ。
さらに土星の逆行の時期は、
過去にしでかしたことと向き合ってパッチを当てたり、
やり残したまま放置していた仕事に着手するチャンスのタイミングでもある。
土星が過ぎ去ったあとには、
逃げずに試練と対して一回り大きくなった自分がいる。
 
 
年末には天蠍宮を出て行く土星だが、
「さそり座さん」にとって「試練は終わり!」ではない。
本当は、まだやり残したことがあるのではないか?
 
土星は天蠍宮のとなりの人馬宮を5度近くまで行ったところで
2015年3月半ばに再び逆行、そのままバックして6月下旬には
またしても天蠍宮に戻り、8月上旬に蠍28度で順行になる。
 
今度こそ本格的に天蠍宮を出て、
もうとうぶん戻ってこないとされるのは2015年9月18日。
来年の6月から9月というのは、「さそり座さん」にとって
積み残しをきっちり片付ける最後のチャンスだ。
 
 
そして土星が次に天蠍宮に戻ってくるのは
実に四半世紀後の2041年11月。
26年後に後悔しないように、
やり残したことは決着をつけておきたいものだ。

 
 
 
度数や時間などの詳細はこちら。
 

 

 
 

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