2013年11月20日水曜日

授乳と乾燥と肌のハリ

 
 最近、お肌のハリが急激になくなったことに気づいた。頬の上部は、締まりのよかったはずの毛穴が見えるようになり、それが馬蹄形に連なって皮膚のたるみを物語る。
 加齢のせい…もあるかもだけど、それより、これは授乳にともなう乾燥のせいかなと思った。



 いやー、本当に、出産してから、これまで経験したことのないほどの手や髪のガサツキで。一日に1リットル以上も、母乳で我が子に水分を与えているわけだから、そういうところに影響が出るのは当たり前だよね。
 皮膚のゆるみタルみは、肌の下の水分やコラーゲンが失われることも原因のひとつだとか。ほら、やっぱり乾燥だって悪かったんだ。


 このことがわかったのは、夫の会社の系列で化粧品も扱っていて、今回そちらに相談してみたから。半額の社員割引にグラリときて、ダマスクローズの香りがリッチな「ラ・ミューテ」を昨夜からライン使いしてみた。


 How toを記したプリントを見ると「洗顔は、あまり時間をかけず、香りを楽しみながら30秒くらいの短い時間で洗い上げましょう」等々と書いてある。
 一応、ずっと大手出版社で女性誌の記事を校正していた身としては、洗剤は何でも濃密な泡が命であること、ゴシゴシこすることは逆によくないことは知っている。
 丁寧に泡立てたあと、「普段からゴシゴシやっているわけでもないし、じゃあいつも通りに洗ってみよう」と試したら、泡を顔につけてからクルクルやって、いざ流そうと思うまでにかけた時間は5秒足らず。5秒じゃないよ、5秒「足らず」だった。
 何だよ「30秒くらい」って、その長い時間は! 私は毎回、洗い足りなかったのか!
 これも鉄則のひとつ、「スキンケアは洗顔がキモ」。余分な皮脂や昼間のメイクが落とし切れていないと、洗顔後につける化粧水や美容液の成分が肌に入っていかない。あー、これだ。私はこれをやらかしてしまっていたんだ。


 そんなこんなで、昨夜はじめたばかりの「ちょこっと手間かけスキンケア」は、たったの1回でビックリするほどの効果をもたらした。頬上部のゆるみは一発で引き締まり、引力に負けたようにタレていた皮膚はほぼ元の場所に収まった。風邪でマスクをしていたので肌にとってはフタになり、美容液の成分がしみこみやすかったのもよかったかもしれない。


 ここのところ、自分のことを後回しにしすぎてたんだなー。入浴なんて5分で出てくることもザラだし、スキンケアなんてオールインワンのジェルを過信してた。いや、オールインワンでもいいから、その効果を最大限に引き出したければ、せめて洗顔だけはきちんとやらなきゃダメだったな。反省。


 夫には「クリスマスに化粧品ちょうだい」って頼んだのに、頼んだその日に買ってきてくれた。でも、このまま使い続けたら、ちょうどクリスマスのころにお肌は完全復活するかもしれない。本物の希少なダマスクローズの香りを堪能する1ヵ月で、どんより気分の肌悩みから解放されるかもしれない。2重のワクワク、今から楽しみだ。


ラ・ミューテ
http://lamutee.jp/


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